【#5】中国のトイレ革命によって生まれた面白いトイレ!「ニーハオトイレ」にとり変わるのか!?
大家好、チャイナ通信です!
今回はトイレについてのお話です!
実はここ数年、中国のトイレが進化しているって知っていましたか?
いろいろなトイレを見てきましたが、めっちゃ面白いんですよ!!
トイレが国を動かすのです!!
トイレ革命とは
日本ではあまりトイレを意識することってありませんよね。衛生的にきれいな場所ではないけど、結構どこのトイレもきれいだし、風水的には金運UPの聖域みたいな立ち位置にいます。
ですが、中国ではとにかくトイレが汚かった。昔のことはわかりませんが、最近でもアンモニア臭がするトイレはかなり多いです。
中でも汚いのは地下鉄、火車の駅なんかでしょうか・・・。とにかくアンモニア臭がすごい。
それからドアが外れていて「ニーハオトイレ」も有名になりましたよね。(いまだにありますが)
さすがにこれはまずいだろうということで、2015年に習近平主席が、「人々の生活の質向上や観光業振興のためにトイレを整備していかねばならない」と宣言しました!
そのことをきっかけに「トイレ革命」が始まったんです!
百度百科によると
厕所(トイレ)革命とは発展途上国家のトイレ改善に関する一項措置で、国連児童基金会により提出されていた"トイレは文明進歩度を測る重要な指標であり、衛生環境の改善は国民全体の健康に直結する" ということに起因する。
2017年11月,習近平総書記は旅行関連部署に“トイレ革命”の指示を与え、三年にわたって二度も指導している。
という非常にまじめな政策なのです。
変わった?中国のトイレ
では実際にどんなトイレがあるのでしょうか?はりがみ
中国経験者なら絶対に見たことがあるこういった張り紙。直訳すると「文明にくっつけ、便利な時代に近づけ」という意味ですが、この「方便」というのが「便をする」という意味と重なってるんですね。
ほかにも「向前一小歩、文明一大歩!」(小さな一歩は文明の大きな一歩)などもよく見かけます。
中国のこういうところ本当に大好きです!
オモシロトイレ
とにかく用を足すときは人に見られてはいけない。そんな「ニーハオトイレ」を皮肉るように作られたトイレです。オシャレトイレ
これは普通にかっこいい!良いアイデアです。
男性用トイレのマークです。女性用は自主規制・・・。
なんだこれ。デパートのトイレなんですよ?!
これはしにくいなぁ・・・。
さいごに
いかがでしたか?中国のトイレすごくユーモラスで面白いですね!
また今後も見つけ次第、随時公開したいと思います!
以上、チャイナ通信でした!
中国の大学試験「高考」その科目は?なぜ7月に?
大家好,チャイナ通信です!
本日7月7日は七夕ですね!
読者のみなさまはうっとり天の川を見ながら、主役の二人を考えるのかなと思いつつ
コロナだ仕事だでそれどころではないよ!といった声が聞こえてきそうです・・・。
一方、お隣中国でも今日・明日は大忙し!!
(※もともと中国の七夕は農歴のため、8月に七夕があります。)
その理由は大学受験なのです!!!
当記事では中国一大行事である大学試験「高考」について「なぜこの時期なのか」「どんな科目があるのか」などまとめています!
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【#4】中国でジュース工場を見学してみた!@汇源果汁
中国で初めて工場見学してみた!
以前、中国北京で留学していた時のお話です。(2019年春~夏ごろ)そこへは自費で留学していました。
学部留学とは違い、語学留学は遊び的一面も持っているので、すごく楽しくて思い出深いです。
(語学留学・学部留学のソフト的な違いについてもまた後日書きたいと思います。)
留学先の学校では、授業以外に様々なプログラムが組まれていて万里長城へ遠足なんかも行きました。
そのプログラムの中で、汇源果汁への工場見学というものがありました。
そこでの体験はすごく面白くて驚きが多かったので、皆さんに共有しようと思います。
汇源果汁ってどんな会社か?
百度老师に聞いてみると・・・
汇源果汁是由中国汇源果汁集团生产的一系列果汁产品,“汇源果汁”是中国果汁行业知名品牌 。在市场占有率上,汇源已连续十余年市场份额稳居国内第一。
とのことです。
汇源果汁はジュース製品を生産する中国汇源果汁集団です。汇源果汁は中国ジュース産業の有名ブランドで、市場占有率は十数年連続トップとのことです。
つまるところ、管理人は大手ジュース工場へ見学しました!
工場へ着くと
工場はすごく大きくて、日本の工場同様少し市内から外れた郊外にあります。
今回、管理人含む留学生たちは一部見学用工場と植物園を見学、大会議場での職員さんとの交流ができました。
これは工場が所有している植物園です。
自然を大切にということから、植物園で様々な植物を育てていました。
植物園見学を終えるといよいよ工場内へ入ります。
この工場のすごいところ!
工場はおそらく見学用工場となっていて、博物館のようなものが併設されています。
そのため、ここで見ることのできたものと実際稼働しているものが全く同じではないと思います。
それでも、なんとなく中国の工場の様子というものがうかがえました。
掲げるモットーの大きさ
まず管理人が驚いたこと、それは掲げるモットーの大きさです。あちこちに、イノベーションと書かれていました。
日本の工場はあまり見たことはないのですが、どちらかというとイノベーション的モットーより人や購買者、安全に対するものが多い気がします。
全体主義である中国ならではのモットーだと思います。
なんと人がいない!
これが工場の様子です。人がいません。
左の方に、管理している人がいますが、それ以外に製造にかかわる人が全く見当たりませんでした。
これには本当に驚きました。
まさにイノベーションを体現しているような工場でした。
どんどん近未来的未来に近づいているんだなと改めて思いました。
果汁100%!!
これはこの会社のウリでもあるので、ほかの企業も同様ということではありませんが、果汁100%だそうです。中国だけではないのですが、海外では合成着色料たっぷりのいかにも体に悪そうなドリンクが多いです。
中国のスーパーにもよくわからないものが多くある中で、果汁100%は素晴らしいなと思います。
さいごに
日本の工場は安全性を重視し資金不足のためかイノベーションに力を入れる日本企業は多くありません。
またイノベーションという字面のみ先行し、その内容は空洞化しているなんてことも多いです。
それに比べて、大企業ということもありますが、中国の工場の勢いはすごく日本も見習うところはあるのではないかと思いました。
また管理人の日本の工場に対する知識がないことが一つ問題と分かったので、今後日本の工場見学にも積極的に参加して学ぶべきだなと感じました。
以上、チャイナ通信でした!
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