中国・洛陽を観光するなら?歴史との関係は?洛陽の意味は?
・洛陽へ旅行の予定がある。
・洛陽に関心がある。
読了時間:およそ5分
世間ではコロナウイルスが流行しているなかで、なかなか旅行にも行けずウズウズしている旅行好きの読者の方々もいらっしゃるのではないでしょうか?
しかし、今は我慢の時。著者も仕方なく過去の旅行写真を見ながら、明るい未来を夢見ています。
そこで当記事では過去の旅行経験をもとに読者の皆様に中国の各地名所についてご紹介します。ぜひ次回の旅行先の参考にしてくださいね!
今回は洛陽を紹介します!
洛陽って
洛陽は西の都・長安(現西安市)に並ぶ二大古都の一つで、長い長い歴史を持っています。5000年の文明史を持ち、都市が形成されて4000年、都としては1500年以上の歴史を持っているのです!!そのため、観光地も歴史的遺産が多く歴史好きにはたまりません!!
ただ、残念ながらショッピングなどを楽しむ観光地ではないですね・・・。
なぜなら、キラキラした都の洛陽の今は内陸の地方都市になってしまっているからです。
少しずつ発展はしているようですが、今ではどちらかというと都会の派手さはありません。
それが洛陽のよさでもありますね。
洛陽は個人的に中国で一番好きな街です。首都であるのに大きすぎないので深くまで散策できます。
さらに街路樹もきれいで、心がうっとり。
ちなみに洛陽とは
洛陽の南には洛水が流れており、これが地名の由来となっている。「陽」は「日当たりのいい場所」の意で、河谷の北側斜面などの南中した太陽と向かい合う土地を指す。つまり、山岳や丘陵の斜面では河谷とは逆に「陽」は南側斜面にあたる。-wikipedia
という意味から来ており、京都の洛陽もこれに倣っている。
洛陽の歴史を簡単に
洛陽は悠久の歴史を持っていて、本当に味わい深く面白い街です。歴史は5000年前にさかのぼります。華夏文明の発祥の地の一つとして栄えました。
シルクロードの東の起点であり、歴史上十以上の王朝が洛陽はを首都としているのです。
しかし、中世以降北京が首都になり始めたことによち洛陽は少しずつ古都へと向かっていったのでした。
ちなみに洛陽は後漢末期、皇帝の尚父となった董卓がすべて焼き払い、一面焼け野原という悲惨な経験をしています。
観光地
麗景門・洛陽老城歴史文化古街
洛陽旧市街の西関にある麗景門。宋の時代に建てられたものだとされていて、その後、元・明・清の時代を経て現在まで伝えられています。
現在の麗景門はすでに5億円もかけて再現された歴史的建造物だそうですが、さっぱりとした商業施設です。
その古都の雰囲気は残されていますが、なんだか味気ないというのがホントの感想。
ですが、たくさんの人が訪れ、「あぁ、これが中国だ!!」ということは間違いなく感じられます。
関林
関羽雲長は中国道教の神の一人としてまつられています。
運動や武力の神、知力の神、商売の神まですべてを担う三国時代の蜀の将軍です。
蜀いうと四川省方面で、長兄劉備玄徳の墓は白帝城にありますが、関羽の墓は洛陽にあります。
なぜでしょう?
呉と魏に敗走する関羽は呉に討たれ、呉は蜀から恨みを買わぬため、魏の曹操に関羽の首を送りました。
彼は以前から関羽を寵愛し、仲間にしようとしたほどの人物でした。そのため、魏の都であった洛陽に丁重に葬りました。
という経緯です。
ぜひ三国演義、読んでみてください!
面白いですよ!
白馬寺
中国最古のお寺とされる。中国式のお寺のほかにタイやインドなどアジアの仏教寺があり、寺院の違いを楽しめます!!龍門石窟・白園・香山寺
石窟は中国に3つあり、龍門石窟は中国三大石窟の一つです。一つ一つに仏像が彫られた様は圧巻でしたが、その数にも圧倒されてしまいました。
2000を越える仏像は多くの苦労する人々を救ったことでしょう。
それを見下ろすようにある建物は中国の代表的な漢詩人・白楽天こと「白居易」の晩年過ごしたとされる香山寺と白居易のお墓がある白園です。
少林寺
日本でも有名な少林寺拳法。その祖とするところがここ少林寺です!!実際はあまり関係ないそうですが。。。。
これは洛陽の近く「登封」という町にあります。
少林寺にはジャッキーチェンも訪れたそうで、少林寺拳法をする子供たちやその歴史について学ぶことができます。
交通情報
地下鉄
管理人が訪れた2017年ごろ、洛陽はかなり田舎であり地下鉄はありませんでした。
しかし、建設は当時から行われており現在ではなんと10本もの地下鉄が走っているそうです!!
(※中国の地図上には反映されていないため、実際まだ動いていない線もあるかもしれません。)
ただ、観光名所に行くとなればバスでの移動が楽かもしれません。
地下鉄ですと乗り換えが必至ですが、バスの場合、一直線であるからです。
空港
洛陽北郊空港は国際線は通っていないので、中国国内で乗り継ぐ必要があります。営業時間
- 麗景門・洛陽老城歴史文化古街 アクセス:バス4,5,9,42,56,86,90,106路「西関駅」徒歩5分
- 関林 アクセス:バス15,39,55,58,69,71,167,603路「関林廟駅」徒歩5分
- 白馬寺 アクセス:バス56路「白馬寺西駅」徒歩10分
- 龍門石窟・白園・香山寺 アクセス:バス53,60,71,81,99,167「龍門石窟駅」徒歩5分
- 少林寺 アクセス:洛陽から長距離バスで登封へ、その後少林寺行のバスへ乗り換え
入場料金:なし
営業時間:なし
入場料金:40元
営業時間:8:00~17:00
入場料金:50元
営業時間: 8時00分~17時30分
入場料金:100元
営業時間: 8時00分~17時30分
入場料金:100元
営業時間:9:30~17:30
さいごに
いかがでしょうか!歴史の深い洛陽の街を簡単にですが、紹介しました!
管理人も振り替えるとまた訪れたくなりました!
以上、チャイナ通信でした!