「中国のユダヤ」温州ってどんな街?経済発展の理由は?
・温州へ旅行の予定がある。
・温州に関心がある。
読了時間:およそ5分
世間ではコロナウイルスが流行しているなかで、なかなか旅行にも行けずウズウズしている旅行好きの読者の方々もいらっしゃるのではないでしょうか?
しかし、今は我慢の時。著者も仕方なく過去の旅行写真を見ながら、明るい未来を夢見ています。
そこで当記事では過去の旅行経験をもとに読者の皆様に中国の各地名所についてご紹介します。ぜひ次回の旅行先の参考にしてくださいね!
今回は温州を紹介します!
温州って
温州市は浙江省の南にあり、数々の起業家を輩出しています。
それゆえ「中国のユダヤ人」と呼ばれ、中国国内でも「温州モデル」として経済発展の見本とされました。
またたくさんの島々で構成されていることが特徴で、海に近いこともあり特産は海鮮食材などです。
温州の歴史を簡単に
温州はもともと山水が美しく、その美麗さを詩に詠む偉人も多くいたようです。また歴史的に手工業が発達しており、陶磁器、造紙、造船、絹、漆器、鞋皮などが発達していました。
明清時代には温州府が設置され、近代には茶の輸出港となり経済発展を遂げました。
新中国建国以降は上述の通り、多くの起業家を輩出し「中国のユダヤ人」といわれるようになりました。
また国内には公有企業が多かった一方で、温州は非公有経済が主体であったため「温州モデル」として経済発展の見本とされ多く研究対象となりました。
経済発展の理由として、産業集積の多さと温州人の強固なネットワークなどが考えられており、世界でも活躍している温州人も多いです。
観光情報
そんな第2次産業に強い温州市はあまり第3次産業は強くありません。
そのため、3日ほどで十分満喫できると思います。
以下、観光情報です。
五馬歩行街
温州随一の繁華街です。たくさんの人があふれ、食べ歩き・ショッピングを楽しめます。
また温州の特色ある飲食店・老舗が集まっているのでここに来れば温州の半分以上楽しめるといえるのではないでしょうか!
江心屿
温州は上述の通り、島々があつまった街です。
江心屿は特に有名な島の一つであり対岸まで船で渡ります。
中国四大名屿とされています。(屿は小島の意)
旧英国領事館はここにあり、現在では博物館に改装されています。
博物館では温州の成り立ちを一通り学ぶことができます。
洞頭
洞頭には自然があふれ、日本では味わえない島人感を味わえます。(日本も島なので違和感しかないですが・・・)地下鉄など交通インフラはなく、歴史遺産・現代的繁華街なども見当たりません。
島をぐるっと一周でき、日常からのストレスから解放されること間違いなし!!
あるのは山と海。釣り人が多いのも特徴の一つでしょう。
中国ではあまりきれいな海を見ることができないので、新鮮な気分になりました。
交通情報
地下鉄
温州には地下鉄はあるにはありますが、見所が固まっていたりするのであまり使いません。管理人も旅行の際は一度も使いませんでした。
基本的にバスを使用します。
遠くの島に行くときに地下鉄は有効なのかなと思います。
また国際空港から市内に入る際にも有効です。
空港
温州龍湾国際空港上述の通り、空港から市内に容易に入ることができる。
営業情報
- 五馬歩行街 アクセス:バス1,31,68,103,108路「小高橋」下車すぐ
- 江心屿 アクセス:バス6,28,44,51,68,71路「麻行码头」下車徒歩5分で船着き場
- 洞頭 アクセス:26路で「新城」へ、洞頭行のバスへ乗り換え
入場料金:なし
営業時間:なし
入場料金:なし
営業時間:なし
入場料金:なし
営業時間:なし