チャイナ通信

等身大の中国を伝える新しいブログ”チャイナ通信”。出来るだけたくさんの人に中国のよさを知ってほしい!国境の壁を越えてほしい!中国の文化や旅情報などを提供しています。

【コラム】なぜ中国にハマったのか

こんにちは、チャイナ通信編集部です。

今回の【コラム】では”なぜ僕が中国にはまっていったのか”考えたいと思います。

誰でも何かを始める際、好きになるとき初めの第一歩であるきっかけはかなり印象的なものだろうと思います。

 僕の場合は大学1年生の時、初めて中国に訪れたことがやはり大きなきっかけだろうと思います。中国に詳しい方に同行して、上海の地面を踏んだ時中国に来たのだとドキドキしていたことを鮮明に覚えています。なにせ物心がついて以降、初めての海外たったので海外ということ自体にドキドキしていました。それから中国に自分の足で何度も踏んでしまうくらいハマってしまったわけです。

しかし初めから中国に興味を持っているわけではありませんでした。

 その当時、中国に対するイメージはメディアの形成するもの作られていたような気がします。さらに中国の発展を感じることは日本ではほぼ不可能でした。そのため、隣国であり発展途上国であり、中日の関係はあまりよくない、ただそのイメージ像もパッとしない。ざっくりとそんなイメージを持っていました。

 それがいざ来てみると全てのスケールが大きくて、思っていた以上に奇麗で発展途上国特有の仕事中おしゃべりに夢中になっていたり、携帯をいじっていたり、公園では朝に太極拳、夜にダンスをしていたり、とにかく自由な国ではないのかと感じたことを覚えています。(※ここでいう自由とは民主主義的な自由ということではなく精神的開放感があるかないかということです。)当時はまだ中国の表面的な部分しか見れていなかったのですが、それでも日本人のストレスフルな生活とはかけ離れているように感じました。

 それから中国語を学んだり、歴史の本を読んだり様々な知識とともに、中国の様々な城市(都市)を訪れました。大学内にある中国関係のものにも積極的に参加しました。日本ではコネクションというものがあまり機能しませんが、中国ではコネクションがなくては何も始まりませんでした。やればやるほど世界が広がっていく、したいこと、面白いことができる。チャイナドリームは本当にあるのだろうと思います。日本では味わえないことをできる可能性がある国、そういうことからハマっていきました。

 ちなみに、ハマっているからといって無条件に大好きだということにはなりません。たしかに好き寄りに僕はいると思いますが、納得できない部分もあります。良くも悪くも中国という国は日本で波紋を生みやすく、毛嫌いされてしまう節があります。反対に好きな人はとことん中国の利点のみ語る節があります。この二極化が中国に対するイメージの根幹にあるのではないかと思っています。(次回コラム:中国を好きであるということ。嫌いであるということ。参照)ですので皆さん、ぜひ中国にハマるときは客観的視点を忘れないよう注意しましょう。






編集者について

中国浙江省で中国政府奨学金を受けながら、国際貿易を勉強中。中国の歴史と経済に興味あり。ITから文化まで幅広く勉強しています。将来の夢は中日関係をより友好にすること!

好きなこと:読書、パソコンをいじること、人と話すこと、旅

座右の銘:燕雀安知鴻鵠之志

DMはこちらまで:study.abroad1125@gmail.com