中国の国家公務員ってどんなの?試験内容は?
・中国の公務員について興味がある
・日中の国家公務員について比較してみたい。
読了時間:およそ7分
国考とは?
筆記試験に共通科目として行政职业能力测验と申论があります。さらにこれまでの国家公務員管轄部門は受検者に対し、学習用参考書の指定はしておらず、いかなる機構もしくは組織に委託もしていません。つまり情報戦であり、どれだけ幅広く知識を蓄え対応できるのかということが問われている試験になります。
受験について?
Q3. 国家公務員筆記試験の内容は?
A. 行政职业能力测验は客観性を見る問題で試験時間120分100点満点、申论は主観性を見る問題です。試験時間180分、100点満点です。
Q4. 公務員試験では教材を指定されていませんが、どうやって復習するべきですか。
A. 国家公務員試験用標準教材を使用し復習を行うとよいでしょう。国内最高権威の国家行政出版社が出版しており、試験の需要にも合わせています。各試験の内容にも適応でき、多数の受験者が使用している。
受験資格は?
一、受験資格
(一)中華人民共和国国籍を有するもの
(二)18歳以上、35歳以下
(三) 中国憲法を支持するもの
(四)行いが良いもの
(五)健康的なもの
(六)要求される仕事に合うもの
(七)大学・専門学校程度の知識を有するもの
(八)中央公务员主管部门の規定するその他の条件に合うもの
日本の公務員試験について詳しくないのではっきりとは言えませんが、「憲法を支持しろ」という部分に関してすごく中国らしいと感じます。
受検できない人とは?
次の5つの条件に当てはまる人は申し込むことができません。
第1類、在職公務員、ならびに公共事業に携わる作業員
しかし公共事業に携わらない普通事業の作業員らは受験資格を持っています。
第2類、学習中の高校生
国家公務員試験を受験できるのは、2018年度卒業する、つまり2018年7月に卒業証書を授与するもののみです。そのため、それ以降も学習し続ける高校生に受験資格はありません。
第3類、現役の軍人
彼らは軍籍を保有しています。規定によっても申し込むことはできません。それでも申し込みたい場合は転業もしくは退役の必要があります。
第4類、犯罪による刑事処罰を受けた者、公職を更迭された者
特に各級公務員試験中はたくさんの不正行為が目立ちます。なので試験後審査のようなものがあるようです。
第5類、公務員を5年未満で辞めさせられた者。
これは受動的な退職を指します。自主退職はこれ同様ではありません。試験の公示には自主退職についての明確な記載がないため、少し誤解を生みがちですが、気にすることはありません。
最後に
今回は中国の公務員試験について注目しました。内容的に少し複雑で説明が難しいかと思ったのですが、まとめると面白いものがたくさん出てきました。日中の国家公務員の比較についても調べていきたいと思います。
読者の方々にも面白いと思って頂ければ幸いです!